この問題にどう向き合えば良いのか
- ryukifaiz1127
- 5月25日
- 読了時間: 3分
皆さん、こんにちは!
親子・人間関係のカウンセラー、山﨑祐司です!
長らく投稿が止まってしまい、申し訳ございません。。。
引っ越しや産業カウンセラーの勉強などで忙しく中々投稿できずいました。今はだいぶ落ち着いてきたので、また投稿を再開していきたいと思います。
早速の投稿なのですが、本日はかなり重たいお話について取り上げたいと思います。
少し前のニュースになってしまいますが、2024年の児童や生徒が自ら命を絶ったのが527人にも上り、過去最多になったとのことです。
ちなみに全体では2万268人で前の年から1569人減少し、昭和53年の統計開始以降最小になったとのことです。
(2025年1月29日のNHKのニュースより参照)
これは非常に深刻な事態だと思います。
全体では自殺者数は少なくなってきているのに、児童・生徒に限ると増えているということですから。
このニュース記事の専門家のインタビューでは「子どもだけに限らず、大人もコロナ禍や物価高の影響で自分の生活に精一杯になり、周囲のことまで考えられる余裕が社会全体に広がっているのではないか」と語っていました。
それには私も非常に納得しました。
私もカウンセリングのボランティアをしていますが、自分自身の余裕はとても大事だと強く思っています。
昨年は仕事がうまくいかず、家に持ち帰って日報や翌日の準備をよくやっていました。
当然ストレスは溜まりますし、自分のことで精一杯になっていました。そんな中でもボランティアだけは続けようとしました。
しかし、明らかにパフォーマンスは落ちました。カウンセリングの最中に強い眠気に襲われて、カウンセリングどころではなかったのです。
そこで、ボランティアの時間を休日の土日にシフト変更をしたのです。それまでは平日の火・木でボランティアをやっていました。理由は休日は自分の時間に充てたかったからですが、カウンセリング中に居眠りをしてしまうようではどうしようもなく、やむなく日程を変更したのです。
それ以降はなんとかカウンセリングを実行できるようになりましたが、自分の貴重な時間を削っている感覚は拭えず、精神的に弱っていくのを感じていました。
今は転職をし、ある程度の余裕は持つことができたので、ボランティアのシフトも火・木に戻し、産業カウンセラーの勉強にも励めるほど回復しました。
この経験から自分に余裕を持つことはとても大事なことなんだと強く痛感しました。それを分かっている大人たちはこの社会にどれくらいいるのでしょうか。
先ほどのニュース記事の専門家は「子どもにとっては学校や家庭以外に自分の存在を保つ居場所があるということが大切」だとお話していました。
私が活動しているボランティアでも日々、未成年の子どもたちが相談にやってきています。子どもたちほど自ら命を絶ちたいということを言っており、優先的に相談に対応するようにしています。
たまに「少し気持ちが軽くなりました。ありがとうございました」と言ってくれると話を聴いてよかったと思います。
大人と違って、子どもたちにとっては家と学校で1日の大半を過ごすため、他のつながりを持ちにくい状況でもあります。
他に繋がりを持てる場所を作り、「大丈夫、あなたは一人じゃないよ」と言える社会を作っていくのが大事なのではないのでしょうか。
本日の投稿の際に参考にしたNHKの記事のリンクです。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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